ヤクザと目つきの悪い女刑事の話 発売中!
みなさんおは今晩日和、晴十ナツメグです。
私はプロの漫画家をしていまして最近だとTwitterに上げていた ヤクザと目つきの悪い女刑事の話の5巻が発売中です!
「ヤクザと目つきの悪い女刑事の話」書籍化しました!
※この記事はchat-GPTを一部使用しています。
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森のピッコロ物語信じて待つ教育」レビュー:自然の中で育つデンマーク発祥の森の幼稚園とは?
森のピッコロ物語信じて待つ教育」レビュー:自然の中で育つデンマーク発祥の森の幼稚園とは?
はじめに
「森のピッコロ物語信じて待つ教育」という本は、
山梨県北杜市にある森のようちえんピッコロに通う子どもたちの不思議ながらも
感動的なエピソードをつづった1冊になります。
近年
自然と触れ合いながら子どもたちが育つこの教育法は、日本でも注目を集めています。
本記事では、森の幼稚園がどのような場所なのかを紹介しながら、
本書のレビューを通じて、
子育てや教育における新しい視点を探っていきます。
森の幼稚園とは?
まず、森の幼稚園について簡単に説明しましょう。
森の幼稚園は、デンマークを発祥とする幼児教育の形態で、
自然環境の中で行われる教育を指します。
子どもたちは屋外での活動を中心に、
四季折々の自然と触れ合いながら遊び、学びます。
この教育法の特徴は、建物や遊具が整った幼稚園ではなく、
森そのものが教育の場であることです。
ここでは、子どもたちが自然の中で自由に遊ぶことを通じて、感性や創造力、自立心を育てます。
森の幼稚園の魅力とその効果
本書「森のピッコロ物語信じて待つ教育」では、
森の幼稚園がもたらす子どもたちへの影響や、
自然環境の中で育つことの重要性が強調されています。
森の幼稚園では、子どもたちは自らのペースで成長することが尊重されます。
日本の幼稚園や保育園では大人が子どもに指示をするのが一般的ですが
森の幼稚園では何をするか、どんな活動をするか、子どもたちが決めます。
もちろん大人も手助けをするシーンもありますが…
子どもが自ら考え、意見を交換し、解決に導く…
著書のどのエピソードにもそれがあります。
著者がそれでいいの!?と驚く場面も多いですが、そこは突っ込まず
見守りに徹底している姿がとても印象的でした。
大自然の中で自由に遊ぶことで、子どもたちは自発性や独創性を育みます。
本ではないのですが、森の幼稚園だと普段では話し合うことはないけど
森や環境のおかげでお互いの意見や考えを素直に言えると言っている動画もありました。
自然と共に過ごす時間が増えることで、環境への理解や感謝の気持ちだけでもなく
人々を思いやる気持ちも養われるのかもしれません。
森のピッコロ物語のあらすじとテーマ
「森のピッコロ物語信じて待つ教育」は、
山梨県北杜市にある森のようちえんピッコロに通っている子どもを中心に
設立者であり保育者である中島久美子さんの目線でエッセイが展開さている本です。
こちらは山梨県内の図書館やショッピングモールに配布されるやまなし子育てマガジン『ちびっこぷれす』に掲載されたものを収録した本となっています。
この本のテーマは、親や教育者が「信じて待つ」ことの大切さ
焦らずに見守り、子ども自身のペースを尊重することが
いかに大切かを私たちに教えてくれます。
森の幼稚園の教育方針と日本の教育との違い
デンマークの森の幼稚園と日本の伝統的な教育方法を比較すると、いくつかの重要な違いが見えてきます。
日本では、大人が指導をしたりしばしば知識の詰め込みをしたり
結果重視の教育が行われますが、
森の幼稚園では子どもの自主性や創造性を引き出すことが重視されます。
自然の中で自由に過ごす時間が多いため、
子どもたちは自ら考え、行動する力を育みます。
たとえば著書では子どもが悪いことをして、謝る時も大人が謝りなさいとは言わず
子どもにどうするか、見守りをするというのを徹底して行っています。
森の幼稚園の効果:子どもたちの成長への影響
森の幼稚園に通う子どもたちは、自然の中で遊ぶことで、心身ともに健康に成長します。
例えば、体力や免疫力が向上し、精神的にも安定した子どもが多いと言われています。
また、自然の中での活動が豊富なため、五感をフルに使って学ぶことができ、
感性や想像力が豊かになることも特徴です。
さらに、自然との触れ合いを通じて、環境への意識も高まり、
持続可能な社会を作る一員としての意識も芽生えることが期待されます。
森のピッコロ物語から学ぶ「信じて待つ」教育の実践
本書で描かれるピッコロの成長物語は、親や教育者に対して、子どもを急かすことなく、信じて待つ姿勢の大切さを教えてくれます。
ピッコロが自然の中で過ごす日々の中で、
幼児である子供たちがお互いの個性を尊重し、しかし
自分の意見も尊重する様子が描かれています。
たとえば1章2「北風と太陽」の章では
年長女児が「叩かれたのに謝ってないのが嫌だ」という言葉から
前日の帰りの回で展ちゃんという男の子が棒で数人を叩いた事件がありました。
てんちゃんは「謝るのが嫌い」といって謝ろうとしない
著書の中島さんは自信が謝るのが苦手だったことからてんちゃんの気持ちは分かりながら
「てんちゃんは謝るのが嫌いなんだっ(共感)」
「うん」
「なんで嫌いなの?(自分の気持ちを見る)」
「嫌だから」
「謝れないときもあるよね?」
「うん」
ここで終わりにしてはいけないと思った中島さんは
「てんちゃんが謝らないとみんな嫌な気持ちのままなんだよ、どうする?」
すると子供たちが謝れるように10,9,8とカウントダウンを始める
彼らはてんちゃんを応援しているようにみえたが
年長女児のみれいちゃんはこう言った
「そんなことしないであげて、てんちゃんが嫌な気持ちになると謝れなくなる」
これが幼児のいう事か?と読んでる私は心底驚いた。
他にも心のスイッチをおしてあやまるとか
色んな解決策を幼児たちがてんちゃんに教えており
最終的に年長のおーちゃんという男の子が「ぼくが代わりに謝ってあげようか?」といい
著者は心底驚いた。
そして、おーちゃんがてんちゃんのかわりに全員に謝ったのだ。
謝られた子供は「同じ気持ちで謝ってくれたからいい」とすっきり
しかし叩いたてんちゃんはその様子を見て「かわいそうだ」と中島さんに言ったそうだ
逃げられてほっとしてはいない
私は単に謝る子を育てたいわけじゃない心が引っ掛かればそこに立ち止まりを考え
その結果自分の心で謝る子に育ってほしい。幼児期にそこを丁寧に見ていけば卒園児あやまるという初歩的なことができない子はいなくなる
と書いてありました。
この章は教育の真髄を表していると言えます。
この「信じて待つ」姿勢は、特に現代の社会で必要とされているかもしれません。
3章3絵本「かりのけいこ」
いきなりショウガ飛ぶのですが印象に残ったのが、このかりのけいこという章でした。
「かりのけいこ」とは中島さんがピッコロを始めるきっかけになった本で
埼玉県の幼稚園に勤めていた時にこの本を3歳児の20名の子たちがにこの本を読んであげると
口をそろえて「かわいそう」と言ったそうで
中島さんは子供たちは食物連鎖のことをどう思ってるんだろうと思い
「でもみんなもおさかなとか豚さん食べるよね?」ときくと
そこにいた園児がみんな怒った顔をしたそうだ。
その時言われた言葉で
「僕はお母さんがスーパーで白いお皿に乗ったお魚を買ってくるから殺してない!」
鮮明によみがえり、鳥肌も立つ。子供の命と他の命がとお下がり過ぎた社会が枯れにこの言葉を言わせたと思ったと綴られていました。
ピッコロでも同じ状況になり、中島さんはその当時と同じ質問をしたら
「だから鳥さんのことを思って食べてる」「ふつうに食べてる」
この言葉をきくとこの子たちは有難さを感じてないのかな?とも思われるが
かわいそうだが生きているという事はそういう事。と中島さんはそう聞こえたと話します。
私はこの言葉を聞いて生きているということを理解してるのは
あきらかに後者だなと感じました。
あとに生きているものの方が栄養になっておいしいとか、植物も生きているとか
子どもたちの意見が生態系の本質に近くなっていくのを中島さんは驚いたそうだ。
あとは、色んな驚くべきエピソードが出てくるのだが
ここであえて全部書くことはしません。
ぜひ本を買ってピッコロの運営資金の肥やしにしていただきたいなと思いました。
※このピッコロようちえんは、国から幼稚園と認められておらず補助もおりず
それで幼稚園をひらがな表記にしているみたいです。
森の幼稚園と現代教育の融合:日本での可能性
森の幼稚園の教育法は、日本でも徐々に広まりつつありますが、まだ一般的ではありません。
というかマイナーです。
都市化が進んだ日本では、自然と触れ合う機会が限られているため、
森の幼稚園に通わせたくても厳しい現実があります。
※東京でも森の幼稚園はないことはないですが、現実問題厳しいなと思いながら見ていました。
しかし、都市部でもこの教育法を導入するためには、さまざまな工夫が必要です。
例えば、都市近郊の公園や自然保護区を利用することで、
森の幼稚園に近い環境を作り出すことができるかもしれません。
森のピッコロ物語が伝える教育の本質
「森のピッコロ物語信じて待つ教育」は、
子どもたちが自然と共に成長する喜びを描いた感動的な物語です。
この本を通じて、教育の本質が見えてきます。
自然の中で自由に遊ぶことで、子どもたちの心と体が健やかに育つこと、
そしてそれを信じて待つ親や教育者の姿勢がいかに大切かを、
私たちに教えてくれます。
まとめ:森の幼稚園の教育法を日本で実践するために
「森のピッコロ物語信じて待つ教育」を読んで、
森の幼稚園がもたらす子どもたちへの影響と
その教育法の素晴らしさを改めて実感しました。
そしてこの本を買う時にレビュー記事があまりにもなく…
内容も良かったし自分で書いてみようかと思い書きました。
ぜひ参考になりましたら幸いです。
読みながら日本でも、このような教育法が広がり、
自然と共に成長する子どもたちが増えることを願っています。
この本は、親や教育者にとって、大切な学びの詰まった一冊です。
ぜひ、多くの方に読んでいただきたいと思います。
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私の記事があなたの創作活動のお役に立てたら嬉しいです!
また次回の記事もぜひ見てください!
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